【2026年9月21日週:世界の株式市場動向】

注目トピック

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総括

アジア・オセアニア

AI・半導体需要への期待から日本・韓国株が上昇。香港は週間−0.1%、NZは+0.5%。豪州・中国は週後半に反落し、インドも不安定でした。米国金利、原油価格、米中貿易協議、中国PMIが焦点です。

ヨーロッパ

原油価格と長期金利の変動に左右される展開でした。イタリア・ドイツは週間で小幅上昇。ASMLなどAI関連株が注目される一方、自動車・高級ブランド株は軟調でした。ECBの追加利上げ観測と中東情勢が焦点です。

アメリカ大陸

米国ではAMD、MicronなどAI関連株が牽引し、S&P500とNASDAQ100が上昇。カナダはほぼ横ばい、ブラジルは週後半に軟調でした。米国債利回りの上昇と原油高が重荷となり、FRBの金融政策が注目されます。

全体サマリ

世界株式市場は、AI需要への期待と金利・原油高への警戒が綱引きする展開でした。半導体関連株が相場を支える一方、金利敏感株や資源株には売り圧力がかかりました。

今後の最大の焦点は、米国・イラン外交交渉、原油価格、米国金利、AI投資の収益性です。

欧州(STOXX50,STOXX600)

欧州株式市場は、週前半にエネルギー価格の下落とAI関連株への期待から上昇しました。

しかし、週半ば以降は原油・天然ガス価格の反発、インフレ懸念、ECBの追加利上げ観測によって下落しました。

金曜日にはエネルギー価格と金利の落ち着きを受けて反発しました。

個別銘柄では、ASML、インフィニオン、プロサスがAI関連需要への期待から注目されました。

一方、ユニクレディット、ドイツ銀行、アリアンツなど金融株は金利変動に左右されました。

ディオールは買収提案を材料に急騰しました。

今後の注目点は、中東情勢、原油・天然ガス価格、ECBの金融政策、欧州国債利回り、AI関連株の動向です。

【STOXX50の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【STOXX50の週足チャート】 

↑週間+1.07%。年初来+8.94%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

【STOXX600の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【STOXX600の週足チャート】 

↑週間+0.50%。年初来+7.82%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

ドイツ(DAX指数)

ドイツ株式市場は、週前半に原油安と米中協議への期待から上昇しましたが、週半ばには中東情勢の緊迫化と金利上昇を受けて下落しました。

週末は外交進展への期待から反発し、週間では小幅な上昇となりました。

個別銘柄では、インフィニオンがAI関連の期待と地政学的リスクによって大きく変動しました。

フォルクスワーゲンなどの自動車株は軟調でした。

一方、アディダスや銀行株は週末に反発し、再保険株にも買いが入りました。

今後の注目点は、中東情勢と原油価格、米中貿易交渉、ECBの金融政策、ドイツの景気回復と国内政治の動向です。

【DAX指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【DAX指数の週足チャート】 

↑週間+0.41%。年初来+3.71%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

フランス(CAC40指数)

フランス株式市場は、週前半こそ原油安とインフレ懸念の緩和を受けて上昇しましたが、週半ばから原油価格の反発と世界的な長期金利上昇により下落しました。

個別銘柄では、STマイクロエレクトロニクスやシュナイダーエレクトリックが大きく変動しました。

トタルエナジーズは原油価格に左右され、BNPパリバやソシエテ・ジェネラルなどの銀行株も金利動向に敏感に反応しました。

LVMH、エルメス、ケリングなどの高級ブランド株には中国需要への懸念が重荷となりました。

今後の注目点は、中東情勢と原油価格、ECBの金融政策、フランス国債利回り、中国の高級品需要です。

【CAC40指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【CAC40指数の週足チャート】 

↑週間+0.16%。年初来-0.61%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

イタリア(Milano Italia Borsa指数)

イタリア株式市場は、週前半に原油安と銀行再編期待から上昇しましたが、週半ばには世界的な金利上昇と財政懸念を背景に下落しました。

週末は金融株とハイテク株が反発し、週間では小幅な上昇となりました。

個別銘柄では、ユニクレディットやバンコBPMが銀行再編への期待から注目されました。

STマイクロエレクトロニクスとプライスミアンはAI関連需要が追い風となりました。

一方、ステランティスは欧州自動車市場の低迷が重荷となり、エニは原油価格の変動に左右されました。

今後の注目点は、銀行業界の再編交渉、イタリア国債利回り、ECBの金融政策、財政赤字の削減、原油価格の動向です。

【Milano Italia Borsa指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【Milano Italia Borsa指数の週足チャート】 

↑週間+0.62%。年初来+15.26%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

イギリス(UK100指数)

英国株式市場は、中東情勢による原油価格の乱高下と世界的な長期金利上昇に左右されました。

原油安は銀行株を支えた一方、原油高の局面ではエネルギー株が上昇し、相場を下支えしました。

個別銘柄では、HSBCやバークレイズが金利動向に敏感に反応しました。

BPとシェルは原油価格に連動して大きく変動しました。

キングフィッシャーは業績見通しの引き上げが好感され、BAEシステムズやロールス・ロイスなどの防衛株も注目されました。

今後の注目点は、中東情勢と原油価格、英国債利回り、イングランド銀行の金融政策、国内景気と消費動向です。

【UK100指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【UK100指数の週足チャート】 

↑週間+0.34%。年初来+7.69%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

インド(BSEセンセックス指数)

インド株式市場は、原油価格と中東情勢に左右される不安定な1週間となりました。

週前半は外交進展期待によって持ち直しましたが、木曜日には米金利上昇と追加利上げ懸念、金融規制案を背景に急落しました。

金曜日は反発したものの、外国人投資家の資金流出が引き続き重荷となりました。

個別銘柄では、タタ・スチール、ウルトラテック・セメントが週中盤に上昇し、アクシス銀行、バジャジ・ファイナンスは金融規制への懸念から値動きが大きくなりました。

インフォシス、TCSなどのIT株は需要と収益への懸念から軟調でした。

来週は、米国・イラン交渉の進展、原油価格、米国債利回り、外国人投資家の売買動向が主な注目点です。

【BSEセンセックスの週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【BSEセンセックスの週足チャート】 

↑週間-0.54%。年初来-13.32%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

中国(上海総合指数,深セン総合指数)

中国株は週初こそ政策金利の据え置きや米中関係改善への期待から上昇しましたが、週後半は貿易協議の不透明感から反落しました。

個別銘柄では、中国石油、中国神華エネルギー、海光情報技術が週前半に上昇しました。

一方、中国銀行、CNOOC、CATL、貴州茅台、フォックスコン産業インターネットなどが売られました。

今後は米中貿易休戦の延長後の交渉、中国の景気刺激策、AI関連輸出需要、中国PMIが重要な注目材料となります。

【上海総合指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【上海総合指数の週足チャート】 

↑週間-0.60%。年初来-2.47%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

【深セン総合指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【深セン総合指数の週足チャート】 

↑週間-2.37%。年初来-2.32%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

日本(日経平均、TOPIX)

日本株はAI関連株への資金流入と原油価格の下落、債券市場の安定を背景に上昇しました。

個別銘柄では、イビデン、アドバンテスト、キオクシアが上昇を牽引し、週末には三菱UFJ、三井住友、みずほFGにも買いが広がりました。

今後は米国の金融政策、原油価格、米中協議の動向が焦点となります。

【日経平均の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【日経平均の週足チャート】 

↑週間+2.07%。年初来+30.10%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

【TOPIXの週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【TOPIXの週足チャート】 

↑週間+0.92%。年初来+19.71%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

韓国(KOSPI総合指数)

韓国株は、半導体輸出の急増、米国AI関連株の上昇、中東情勢の緩和期待を背景に4日続伸しました。

個別銘柄では、サムスン電子、SKハイニックス、SKスクエア、サムスン電機が半導体需要への期待から上昇し、LG電子も堅調でした。

今後は、半導体輸出の持続性、米中貿易協議、原油価格、米国の金融政策が重要な注目材料となります。

【KOSPI総合指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【KOSPI総合指数の週足チャート】 

↑週間+2.71%。年初来+67.61%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

香港(香港ハンセン指数)

香港株は週前半にAI需要への期待から上昇しましたが、週後半は米国債利回りの急騰、ドル高、原油高を背景に反落しました。

ハンセン指数は週間で0.1%下落しました。

個別銘柄では、テンセント、レノボ、XtalPi、イノベントが週前半に上昇しました。

一方、アリババ、Z.AI、MiniMax、シャオミ、AIAなどは売り圧力を受けました。

今後は米中貿易協議、中国PMI、米国金利、原油価格の動向が重要な注目材料となります。

【香港ハンセン指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【香港ハンセン指数の週足チャート】 

↑週間-0.97%。年初来-4.69%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

オーストラリア(ASX200指数)

オーストラリアの株式市場は、週前半こそAI関連株や資源株の上昇に支えられましたが、週後半は米豪の金融引き締め懸念が強まり、週間で下落しました。

個別銘柄では、NextDC、TechnologyOne、WiseTech GlobalがAI関連の期待から上昇しました。

一方、BHP、リオ・ティントは米ドル高や銅価格の影響を受け、PLSグループやミネラル・リソーシズも週末に大幅下落しました。

今後は、RBAの政策金利決定、8月のインフレ指標、米中貿易協議の進展が重要な注目材料となります。

【ASX200指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【ASX200指数の週足チャート】 

↑週間-0.76%。年初来-0.57%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

ニュージーランド(NZX50指数)

ニュージーランド株は週前半に上昇しましたが、後半は米国金利上昇と原油高によるインフレ懸念から伸び悩みました。

それでも週間では0.5%高となりました。

個別銘柄では、バルカン・スチール、a2ミルクが週前半の上昇を牽引しました。

一方、ジェントラック、ブリスコー、メインフレイト、インフラティルなどは週後半に軟調でした。

今後は、RBNZの金融政策、中国PMI、米国PCE物価指数と雇用統計、原油価格の動向が重要な注目材料となります。

【NZX50指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【NZX50指数の週足チャート】 

↑週間+0.52%。年初来+1.94%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

カナダ(TSX総合指数)

カナダ株式市場は、週前半に米国とイランの外交進展期待から上昇しましたが、週半ばには米国の追加利上げ観測と長期金利上昇を受けて急落しました。

週末は原油安と金利上昇の一服により反発し、週間ではほぼ横ばいとなりました。

個別銘柄では、RBCやTDバンクなど銀行株が金利動向に左右されました。

ShopifyはMetaのMuse AIとの提携が好材料となりました。一方、アグニコ・イーグルやバリックなど金鉱株は金価格の変動に翻弄され、キンロスは生産見通しの下方修正で急落しました。

サンコアなどのエネルギー株も原油価格の影響を受けました。

今後の注目点は、米国・イランの外交交渉、原油・金価格、米国とカナダの長期金利、カナダ銀行の金融政策です。

【TSX総合指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【TSX総合指数の週足チャート】 

↑週間-0.02%。年初来+12.53%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

ブラジル(Bovespa指数)

ブラジル株式市場は、週前半こそ米国とイランの外交進展期待や原油安を背景に上昇しましたが、週後半は米国の追加利上げ観測、原油価格の反発、国内インフレ懸念から軟調となりました。

個別銘柄では、ペトロブラスが原油価格の変動に左右され、イタウやブラデスコなどの金融株も金利見通しに敏感に反応しました。

バーレは中国の鉄鋼需要と輸送費上昇が重荷となりました。

一方、マガジンルイザやWEGには個別材料による買いが入りました。

今後の注目点は、米国・イランの外交交渉とホルムズ海峡の再開、米国債利回り、ブラジルのインフレ動向、中央銀行の金融政策です。

【Bovespa指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【Bovespa指数の週足チャート】 

↑週間-0.95%。年初来+13.87%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

アメリカ(S&P500,NASDAQ,ダウ)

米国株は、AI関連株への資金流入に支えられ、S&P500とNASDAQ100が週間で上昇しました。

一方、原油高によるインフレ懸念と米国債利回りの急騰が相場の重荷となりました。

個別銘柄では、AMD、Intel、Micron、SandiskがAI需要への期待から上昇しました。

MetaはMuse関連の新製品が注目され、MicrosoftもCopilotの事業拡大が好感されました。

一方、Oracleはデータセンター開発遅延と資金調達リスクが懸念されました。

今後の注目点は、米国とイランの外交交渉、原油価格、米国債利回り、FRBの追加利上げ動向、AIインフラ投資の採算性です。

【S&P500指数の週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【S&P500指数の週足チャート】 

↑週間+1.21%。年初来+11.76%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

【NASDAQの週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【NASDAQの週足チャート】 

↑週間+2.06%。年初来+15.28%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

【ダウの週足チャート】 
 ※TradingView提供のチャート

【ダウの週足チャート】 

↑週間+0.28%。年初来+7.75%。
(緑:10週移動平均線、赤:40週移動平均線)

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