こんにちは、Saabです。今週の振り返りと来週のトピックです。
↓主な内容は以下参照。
- ソフトランディング期待を背景にリスク資産志向が継続した一週間
- ダウ・S&P500が最高値更新を繰り返す強い展開
- 主要株価指数はそろってプラスを記録し、中でもラッセル2000が好パフォーマンスを示す
- 主要株価指数はすべての移動平均線を上回っている
- NSADAQのADラインは明確なダイバージェンスを確認、S&P500やダウにも乖離が見られる
- ディストリビューションデイは今週でSP500とNASDAQはそれぞれ1回づつ減少
- 半導体やその半導体と関連深い韓国ETFやベネズエラのニュースで注目された南米、投機的な貴金属が好きパフォーマンスを記録
- センチメントは指標を見る限り強気継続、ただしS&P500のバリュエーションは高い状況が続く
- 雇用統計の結果は、まちまちで市場は失業率や平均時給のポジティブサプライズを好感したと思われる
- サンタクロースラリーは失敗、1月の最初の5日間は成功で終了
- 来週の経済指標はCPI/小売売上高に特に注目
- 来週の決算は10社チェック予定
- 来週は経済指標と決算が同時に集中する重要週
それでは順に詳細をみていきます。
1/5週の振り返り
総括
今週の米国市場は、
- 利下げ期待
- 半導体・AIテーマの強さ
- 防衛・エネルギーの個別材料
に支えられ、途中の調整を挟みながらもダウ・S&P500が最高値更新を繰り返す強い展開となりました。
労働市場指標は減速感と底堅さの混在を示し、「景気は減速気味だが後退ではない」との認識が株式に追い風となりました。
セクター面では、
- 強い:半導体、AI関連、防衛、住宅
- 弱含み:金融(利下げ観測で利ざや縮小懸念)
という構図でした。
総じて、ソフトランディング期待を背景にリスク資産志向が継続した一週間でした。
1/5~1/9の動向
1/5(月)ダウ新最高値、エネルギー・金融主導で上昇
米株はエネルギー・金融の上昇で全面高。ダウは+1.23%で最高値更新、S&P500+0.64%、ナスダック+0.69%。シェブロンが+5.3%と大幅高を記録しました。製油会社も原油供給増観測で上昇しました。金融ではJPM・シティなどが堅調。FRB利下げ期待が相場を下支えしました。
1/6(火)S&P500とダウがそろって最高値更新
利下げ期待が継続し、ダウ+0.99%、S&P500+0.62%で新高値、ナスダック100も上昇。半導体が強く、Micron等が+5.6〜10%。ヘルスケア(イーライリリー・ユナイテッドヘルス)も反発しました。エネルギーでは再編思惑が続く一方、シェブロンは反落しました。
1/7(水)米株はまちまち、金融安・テック高
S&P500は-0.34%、ダウ-0.94%と下落、ナスダック100は小幅高となりました。JOLTS求人減で労働需要の冷却示唆、ISMサービスは予想超えの結果。銀行株が下落しJPM・バンカメが2%以上安を記録。NVIDIA・Alphabetが上昇しハイテクは底堅く、精製株は原油供給回復観測で上昇しました。
1/8(木)循環株・防衛株へ物色回転、ナスダック軟調
ダウ+0.55%、S&P500小幅高、ナスダック100は-0.57%。利下げ時期不透明感でテクノロジーは調整。NVIDIA、Broadcom、Micronなどが下落。防衛株は大型軍事予算期待で急騰し、ロッキードなど大幅高。原油反発でエネルギー株も堅調。
1/9(金)主要指数が再び最高値、半導体と住宅関連が急伸
雇用統計を受け上昇、S&P500+0.65%、ダウ+0.48%で最高値更新、ナスダックも上昇しました。雇用者数増は予想下振れも失業率低下で安定感。半導体が牽引しIntel・Broadcomなど急騰しました。住宅・住宅改善株は住宅ローン市場支援策観測で大幅高。週間でも3指数そろって上昇しました。
- S&P500