こんにちは、Saabです。今週の振り返りと来週のトピックです。
↓主な内容は以下参照。
- 年末年始はAI関連の評価調整とFRB政策見通しを軸に不安定な動き
- 米国の主要な株価指数4つは全て週間で下落
- S&P500は10日移動平均線と21日指数移動平均線の間を推移中
- 週間ではエネルギセクターが強かった
- 年初来(2025)でS&P500は16.39%、NASDAQは20.36%
- NSADAQのADラインは明確なダイバージェンス
- ディストリビューションデイは今週でSP500は1回/NASDAQは2回増加
- セクターETFの年初来パフォーマンスでは「バイオ」「半導体」が良かった
- コモディティ&暗号通貨ETFの年初来パフォーマンスでは「シルバー」「プラチナ」などの貴金属が良かった
- カントリーETFの年初来パフォーマンスでは「韓国」「南米」「南欧」「アフリカ」が良かった
- センチメントは指標など見る限りまだ強気を継続、ただしS&P500のバリュエーションは高い状況が続く
- S&Pケースシラー住宅価格(20都市)、新規失業保険申請件数はポジティブ
- 来週の決算はチェック予定なし
- 来週はなんといっても雇用統計に注目
- 「サンタクロースラリー&最初の5日間」の結果も注目
それでは順に詳細をみていきます。
12/29週の振り返り
総括
米国株は年末年始にかけて、AI関連の評価調整とFRB政策見通しを軸に不安定な動きを見せました。短期的にはセクター間の選別色が強まる一方、年間ではAI主導の成長と堅調な経済を背景に強い上昇基調を維持しており、2026年に向けても金融政策とAI収益化が最大の焦点となっています。
12/29~1/2の動向
12/29(月)米国株が過去最高値を返上
米国株は、AI関連銘柄の過大評価懸念から下落しました。S&P500は0.35%安、ナスダック100は0.46%安、ダウは0.51%安となり、直前の最高値更新から反落しました。NvidiaやTeslaが下落を主導し、OracleやPalantirなどAI投資関連企業も軟調でした。金属価格の調整で鉱業株が重くなる一方、ベネズエラ情勢を背景に原油価格が上昇し、エネルギー株は相対的に堅調でした。
12/30(火)FOMC議事録後も様子見姿勢
FOMC議事録公表後も市場は方向感を欠き、小幅安で推移しました。S&P500、ダウ、ナスダック100はいずれも0.2%前後の下落となりました。議事録では、インフレと雇用リスクの評価を巡る意見の分裂が示された一方、利下げ余地への合意も確認されました。金属価格の上昇で鉱業株に変動が見られましたが、テクノロジー大手はAI収益性への慎重姿勢から弱含みました。
12/31(水)年末は下落も年間では堅調
年末最終取引日は利益確定とリスク調整で下落しました。S&P500は0.6%安、ナスダックは0.7%安、ダウは0.4%安となりました。ただし年間では、AI主導の成長を背景にS&P500が約16.6%、ナスダックが20.4%上昇し、3年連続の二桁リターンを記録。金融政策の不透明感や地政学リスクが意識された一年でした。
1/2(金)年初はセクター間で明暗
年初取引は変動が大きい中、ダウは上昇し、S&P500も小幅高となりました。半導体株が好材料を背景に急伸し、NvidiaやMicron、Intelが大幅高を記録。一方、AIソフトウェア関連は投資回収への不透明感から下落し、Teslaも納車未達で下落しました。市場全体は成長と低金利期待に支えられています。
- S&P500