こんにちは、Saabです。今週の振り返りと来週のトピックです。
(↓)まず要点です。
- 主要指数は1週間で1%近くorそれ以上の上昇を記録
- S&P500とNASDAQは史上最高値を続伸
- S&P500のみディストリビューションデイは1回減少
- S&P500の12カ月先PERは22.4倍で平均対で割高感あり
- センチメントは強気ですが、どこで転換するか引き続き注視
- 経済指標にネガティブ材料なし
- 来週の決算は48社チェック予定
- 来週は米・EUの貿易交渉/主要企業の決算発表/重要経済指標/主要中銀の政策発表に注目
それでは順に詳細をみていきます。
7/21週の振り返り
米国市場
月曜は好決算を背景に指数は上昇したものの、火曜は貿易動向が市場心理に影響したためかマチマチの動きを見せました。
水曜は米日間の新貿易協定や企業好業績が支援要因となり、S&P500は0.8%以上の上昇を見せ、木曜はAlphabetの好決算とAI投資期待で小幅ながらも上昇を継続しました。
金曜も貿易交渉の進展やAlphabet・Verizonの好決算が市場を支援するカタチとなり、小幅上昇を記録。
その結果、主要指数は1%近くorそれ以上の上昇を見せ、一部の指数は過去史上最高値を記録しました。
- S&P500 +1.46%
- NASDAQ +1.02%
- ダウ +1.26%
- ラッセル2000 +0.94%
【S&P500のチャート】
※TradingView提供のチャート

↑今週も上昇を継続し、1%以上の上昇を記録しました。過去史上最高値で推移しており、全ての移動平均線を上回った状態を維持しています。ふらふら~っと上昇が続いているS&P500来週もこの流れを維持したまま継続できるかに注目です。
ちなみにディストリビューションデイは、S&P500で2回、NASDAQで3回となりました。先週からS&P500のみ1回カウント数が減少しました。来週もこれらの変動に注意を払っていきます。
※各セクター&カントリーETFは以下参照
リンク
ファクトセット
S&P500の12カ月先PERは22.4倍で、5年平均19.9倍と10年平均の18.4倍を上回っています。
また、実績PERは現在27.9倍となっており、5年平均の25.0倍と10年平均の22.5倍を上回っています。
参考までに、ドットコムバブル時の天井とされる2020年3月の実績PERは約27倍で、コロナ禍から復活したブル相場の天井である2021年12月は約24倍でした。
センチメント
VIX/Put Call Ratioからもわかるように強気に傾いている状態が継続されています。
特にVIXの低水準は目先警戒要です。
- 「VIX」は、先週末の16.41から14.92まで下がりました。
- 「Put Call Ratio※」は、先週末の0.66から0.71となり小幅上昇。
- 「AAIIセンチメント」はBullishをBearishを上回る状態が4週間連続に更新。
※ INVESTOR’S BUSINESS DAILYの値引用
【VIXのチャート】
※TradingView提供のチャート

↑しばらく16前後をウロウロしていましたが、今週は一段と下げて14にさしかかっている状態で、比較的低い水準にいます。

↑先週に続きBullishがジリジリ低下しているものの、Bearishを4週連続で上回ることを確認できました。BullishとBearishの減少分がNeutralに流れて上昇しました。来週も引き続きウォッチします。
Bullish 39.3% → 36.8%
Neutral 21.8% → 29.2%
Bearish 39.0% → 33.1%
経済指標
以下、今週チェックした経済指標です。
個人的に目を引くものはなかったです。
米・住宅建築許可件数(確報)
年率1,393,000で0.1%減、予備見積もりから下方修正しました。

住宅種別
・一戸建て:3.7%減の866,000
・集合住宅:7.9%増の477,000
地域別
・北東部:16.3%減、
・西部:4.8%減
・南部:4.4%増、
・中西部:0.5%増
欧・ユーロ圏製造業PMI(速報値)
49.8に上昇し、6月の49.5から改善しました。

生産・雇用
生産は小幅上昇、雇用減少は2023年6月以来で最も緩やか
需要と受注
新規受注は引き続き減少、需要の弱さが継続
価格動向
原材料コストは小幅低下、出荷価格は横ばい
企業心理
景気回復にもかかわらず、ビジネス信頼感は7月に低下
欧・ユーロ圏サービス業PMI(速報値)
51.2に上昇し、6か月ぶり高水準を記録しました。

需要と雇用
新規ビジネスが半年ぶりに増加、雇用も拡大
価格動向
原材料・出力価格の上昇は緩和
企業心理
業績改善にもかかわらず、ビジネス信頼感は低下
ECB政策金利
予想どおり7月に金利を据え置き、8回連続の利下げサイクルを終了しました。

現行金利
主要再融資金利:2.15%、預金金利:2.0%
政策判断の背景
貿易不確実性や米国の関税提案を注視し様子見
インフレ状況
6月のインフレ率が2%目標に到達
米・新規失業保険申請件数
7月第3週は前週比4,000件減の21.7万件で、市場予想(22.7万件)を下回り、ポジティブサプライズとなりました。6週連続の減少で、4月以来の低水準です。

継続受給件数
前週の継続受給は195.5万件で、2021年11月以来2番目の高水準
公務員の申請
政府効率省の解雇を反映し、4か月ぶり高水準の789件に増加
決算
今週は39社チェックしました。詳細は以下参照。
・10%以上値上がりした銘柄
➡DHI, GEV, DECK
・10%以上値下がりした銘柄
➡LMT, ENPH, CMG, DOW, LUV
7/28週の注目内容
関心のある経済指標&イベント
来週は以下の経済指標に注目です。
- 7/29(火) 米・S&Pケースシラー住宅価格(20都市)
- 7/29(火) 米・コンファレンスボード消費者信頼感指数
- 7/30(水) 欧・ユーロ圏GDP(速報)
- 7/30(水) 米・実質GDP(速報)
- 7/30(水) 米・FRB政策金利
- 7/31(木) 独・消費者物価指数(速報)
- 7/31(木) 米・PCEデフレータ
- 7/31(木) 米・新規失業保険申請件数
- 8/1(金) 欧・ユーロ圏消費者物価指数(HICP,速報)
- 8/1(金) 米・雇用統計
- 8/1(金) 米・ISM製造業景気指数
- 8/1(金) 米・ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)
関心のある決算
来週は48社チェック予定です。
- 7/28(月)アフター セレスティカ(CLS)
- 7/28(月)アフター ウェイスト マネジメント(WM)
- 7/28(月)アフター ケイデンス(CDNS)
- 7/28(月)アフター ランバス(RMBS)
- 7/28(月)アフター ニューコア(NUE)
- 7/29(火)プレ ユナイテッドヘルス(UNH)
- 7/29(火)プレ ソーファイ テクノロジーズ(SOFI)
- 7/29(火)プレ ペイパル(PYPL)
- 7/29(火)プレ ボーイング(BA)
- 7/29(火)プレ ユナイテッド パーセル サービス(UPS)
- 7/29(火)プレ スポティファイ(SPOT)
- 7/29(火)プレ メルク(MRK)
- 7/29(火)プレ プロクター&ギャンブル(PG)
- 7/29(火)アフター ビザ(V)
- 7/29(火)アフター スターバックス(SBUX)
- 7/29(火)アフター ブッキングホールディングス(BKNG)
- 7/29(火)アフター チーズケーキファクトリー(CAKE)
- 7/29(火)アフター FTAIアビエーションズ(FTAI)
- 7/30(水)プレ バーティブ(VRT)
- 7/30(水)プレ アルトリア(MO)
- 7/30(水)プレ テバ ファーマシューティカルズ(TEVA)
- 7/30(水)プレ エッツィ(ETSY)
- 7/30(水)プレ ハーシーズ(HSY)
- 7/30(水)アフター メタ(META)
- 7/30(水)アフター マイクロソフト(MSFT)
- 7/30(水)アフター ロビンフッド(HOOD)
- 7/30(水)アフター カーヴァナ(CVNA)
- 7/30(水)アフター ラムリサーチ(LRCX)
- 7/30(水)アフター クァルコム(QCOM)
- 7/30(水)アフター フォード(F)
- 7/30(水)アフター アーム(ARM)
- 7/31(木)プレ CVSヘルス(CVS)
- 7/31(木)プレ ロブロックス(RBLX)
- 7/31(木)プレ アッヴィ(ABBV)
- 7/31(木)プレ ノルウェイジャンクルーズ(NCLH)
- 7/31(木)プレ キャメコ(CCJ)
- 7/31(木)プレ カーぺンターテクノロジー(CRS)
- 7/31(木)プレ マスターカード(MA)
- 7/31(木)プレ ブリストルマイヤーズクイブ(BMY)
- 7/31(木)アフター アップル(AAPL)
- 7/31(木)アフター アマゾンドットコム(AMZN)
- 7/31(木)アフター コインベース(COIN)
- 7/31(木)アフター レディット(RDDT)
- 7/31(木)アフター クラウドフレア(NET)
- 7/31(木)アフター ロク(ROKU)
- 8/1(金)プレ エクソンモービル(XOM)
- 8/1(金)プレ シェブロン(CVX)
- 8/1(金)プレ リジェネロン(REGN)
来週は米・EUの貿易交渉/主要企業の決算発表/重要経済指標/主要中銀の政策発表を控えており、それらが市場にどのように影響を与えるか観察していきます。
それでは、また来週👋
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